ただ冷やしただけでは豆腐の本来の味は楽しめない?!

皆さんは豆腐を買ってきたら、まずはお宅の冷蔵庫の中にしまいますよね。では、召し上がるときはどうしてますか?「そうねぇ~。パックからあけて、水にさらして盛りつけるかなぁ?」とお答えになる方がほとんどだと思います。 しかし!!それではちょっと豆腐本来の味を楽しめなくなっていますよ。
もうひと工夫で豆腐がより豆腐らしい味を楽しめる方法をお伝えしましょう!

これで豆腐がもっと味わえる!

冷やっこに適した温度って知ってますか?

それでは湯豆腐の時はどのようなときが豆腐の食べ頃か?寒い時期にアツアツの湯豆腐!う~ん、たまりませんね。
しかし!!アツアツと言っても熱すぎてはダメなんですよ。湯豆腐の場合の適温は
お鍋で豆腐が「ぐらっ」と動いたその瞬間が一番食べごろなのです!!ぐつぐつさせてしまい、浮いてくるぐらいまで待っていてはもう遅いのです。せっかくの豆腐本来の味が逃げてしまいますよ。

熱いより温かいこれが湯豆腐の極意です!!

豆腐の切り方も極めましょう!!

ここまでこだわるとかなりの「豆腐通」になりましたね。ならば豆腐の切り方もこだわってみましょうか!!「えっ!?切り方ってあるの?」と思うでしょ。まぁ、「これ」という切り方は本当はないのですが・・・。 でも、ちょっとだけ気をつけていただきたいことがあるのです。

みなさん、豆腐を切る時は「包丁」を使っていますよね。その包丁って何で出来ています?
たいていどこの家庭でもつかっているのは金気の包丁ですよね。

でも、豆腐を切るときはなるべく金気の包丁は使わないでください。 金気が豆腐に移ってしまって、少しでも味が損なわれてしまうからなのです。

昔の「豆腐通」達は豆腐を割り箸等で「割る」ように切っていたとのこと。こうすれば包丁の金気は移らないし、 切り口にお醤油や生姜などの薬味等がうまく絡まり、よく馴染むからだそうです。でも、この方法はかなりコツがいるようで、なかなかうまく切ることは難しいでしょうね。
よくけんちん汁などに豆腐を入れる際に手でちぎって入れるのは、
味を馴染ませるためなんですよ。今はセラミックなどの包丁があるので、それなら金気が移るという心配もありませんね。まぁ、そこまでこだわれば貴方もかなりの「豆腐通」になっちゃいますね。